豊富な業務経験を生かし、お客様のEC業務課題を分析し
お客様に合った改善策を提案してほしい

依頼者
株式会社日本総合研究所様
〒550-0001 大阪市西区土佐堀2-2-4 土佐堀ダイビル
TEL.06-6479-5800
リサーチ・コンサルティング部門
上席主任研究員
篠原 信博 様
株式会社日本総合研究所は、クライアントの様々なお困りごとに対して解決策の提示に留まらず、課題が解決に至るまで施策支援も含めお客様に寄り添ったパートナーであることを心掛けています。プラグインさんには、今回、ECでのお困りごとに関する解決のご支援をお願いしました。その他、様々な課題解決の支援をお願いしております。
担当者
井上 亨
株式会社日本総合研究所様からは、経営課題からシステム課題の解決まで様々なご支援の相談を頂いております。今回のご相談は、重要な課題にポイントを絞り、課題明確化と解決策の提示を短期間で整理し、クライアント様の上層部に意思決定して頂けるかということに腐心したご支援を行いました。これからも様々な課題解決支援を行えるパートナーでありたいと考えています。

EC業務の改善支援

業務力×システム力×コンサル力で身の丈にあった業務に改善。
システムは稼働して終わりでない。稼働して利益を生み出してことシステムの役割である。
しかしながら、システムを有益に活用できていないお客様も多い。
業務とシステムが身の丈に合っており、健康的な業務・健康的なシステムを実現するのがコンサルティングの目指すところである。
A社様も業務の身の丈にあった業務とシステムに改善を行った。

ご依頼の経緯

藤原
以前から付き合いのあったA社さんからEC業務の改善について、私に相談があったんですよ。A社さんは自力でECを立ち上げ家電製品やスマホ周辺グッズの販売を行ってきたんですが、収益の確保に苦心されており、黒字化が見通せない状況だんたんです。運営者責任者の方は、自社のEC運営が高コスト体質になっているのではないかと漠然と気が付かれていたのですが、自社単独では他社と比較しようもなくて、私にご相談がありました。そこで、ECの業務とシステムに詳しいプラグインさんに相談したんです。
井上
はい、私自身も長年にわたって流通のお客様とのお付き合いがあり、ECの企画からシステムの導入まで色々とお手伝いをさせて頂いた経験があります。でも、今回のリクエストは大変でしたね。
藤原
そうなんですよ、1か月で現状の課題と今後の対策案を整理して上層部に答申したいというのがお客様のリクエストだったんです。
井上
なんとかA社さんのリクエストにお答えするために、今までの経験と手法をフル活用させて頂き、なんとか1か月で改善案を答申させて頂きました。

ご支援内容

藤原
まず、課題を洗い出して整理することが重要ですが、特に今回は短時間で整理されましたよね。
井上
最終的にA社さまの上層部に課題と改善策を提示され意思決定をされると聞いていましたが、教科書的な一般論の課題・改善策を提示するだけでは、現場の課題を中々理解して頂けないと考えました。そこで、なるべく同規模のEC運営者の生々しい情報で比較した方が効果的と思い、同規模EC運営者の実態を調査するところから始めました。
藤原
いきなり、EC事業者に訪問して、実態を教えてくれと言っても教えてくれないですよね。
井上
そうなんです。ですので、短時間で情報を収集ための工夫として、直接EC事業者に直接訪問するのではなく、EC事業者の業務運営を専門に支援する会社の責任者にヒアリングを行いました。これらの専門事業者は数百単位のEC事業者と関わっているので、A社さまと同規模・同種商品を扱っているEC事業者ならこれくらいのリソースでECを運営されているという感覚を持っておられます。従って、個別の事業者を訪問するよりばらつきの少ない情報を短時間で収集することが出来ました。

進め方サンプル

藤原
課題を洗い出すポイントも簡潔に整理されてましたよね。
井上
はい、人、モノ、カネではないですが、EC業務で課題となるポイントは経験上わかっていましたので、比較的シンプルな項目で整理しました。また、整理のポイントがわかっていたので、A社さんの現状把握も短時間で出来ました。課題は簡潔に整理することが重要です。

検討項目比較表サンプル

藤原
さて、ここからが改善策の検討になるわけですが、改善のイメージってお客様には伝わりづらいものですよね。
井上
なかなか、文字だけでは伝えにくいものですよね。そこで私は、リフォーム番組ではないですが、業務のBefore・Afterを並べて図にして提示するようにしています。現状はこんなに複雑で課題のある業務が改善するとシンプルですっきりしますと・・まさに業務のリフォームですね(笑)
藤原
図で見た方が分かりやすいし、図で見て大きく変わらないものは、効果のある改善とは言えないですね。改善策を色々書かれていても結局これで何が変わるの?という資料は職業柄よく見たことがあります。

現状と改善後のイメージ

井上
最後に、具体的な改善施策の立案ですが、こちらもA社さんでの検討がしやすいように工夫をさせて頂きました。

会社の上層部の方は意思決定をされる際に、これ以外の策はないのか?とよく迷われるものです。そこで、あらかじめ複数の改善策を準備し、そのメリット・デメリットまでご案内することで、迅速な意思決定をして頂けるケースが多いです。

今回も改善方針を2案作成し、それぞれのテーマでの具体的な改善策と金銭的な効果、メリット・デメリットを提示することで、迅速な改善意思決定のお役に立てたと考えています。

解決施策比較表

藤原
短期間ながらプラグインさんがEC業務の改善策について効果的な整理をして頂いたおかげで、A社さんの社内で迅速な意思決定と改善施策への取り組みをされたと聞いております。やはり業務ノウハウとITの知識を有数するプラグインさんにお願いして良かったと思います。

業務力×システム力×コンサル力を有するプラグインさんは頼もしい存在です。